The United Nations Office for Project Services (UNOPS)

リベリアにおける洪水及び海岸侵食に対する強靭性構築

UNOPSは、リベリア政府が気候関連災害への対応をより効果的に行い、災害の影響を軽減できるよう支援しています。

リベリアでは、約220万人が洪水の危険に晒されており、また32万人が海岸浸食の、210万人が暴風雨の影響を受けています。今後、気候変動の影響により、これらの自然災害によるリスクがいっそう高まることが予測されています。

リベリア政府は、洪水や海岸浸食の被害を受けるコミュニティの安全性強化に取り組んでいます。UNOPSはこの取り組みを支援すべく、日本政府からの資金拠出に基づき、リベリア国家災害管理庁に対して、車両とIT機器を提供しました。

リベリアを管轄するUNOPSガーナ地域中核事務所所長のイフェオマ・チャールズ・モンウバは、以下のとおり述べています。

「本プロジェクトで提供される機材によって、リベリア国家災害管理庁による災害の管理・対応や、迅速なインパクト評価のためのデータ収集の改善が見込まれ、また、救援活動の監督・調整機能も向上するでしょう。」